持ち運べるベッドインベッドがあるとこんなに楽!帰省やおでかけでの使い方

赤ちゃんが生まれてしばらくすると、
実家や義実家への帰省、ちょっとした旅行など、「家以外で寝かせるシーン」が一気に増えます。

・実家の布団しかないけど、この上にそのまま寝かせて大丈夫?
・ホテルのベッド、フカフカすぎて沈みそうで怖い
・車で長距離移動するとき、途中でゴロンとさせてあげたい

こうした「赤ちゃんの居場所どうしよう問題」に、毎回悩まされることも多いと思います。

そこで役立つのが、持ち運べるベッドインベッド。
一つ持っておくだけで、「どこに行っても赤ちゃんの定位置」が作れる便利アイテムです。

ここでは、

・ベッドインベッドとはどんなものか
・家・旅行・車など、シーン別の使い方
・選び方のチェックポイント
・安全に使うための注意点
・パパ主導で「おでかけセット」に組み込むコツ

を、パパ目線でまとめます。

目次

ベッドインベッドってどんなアイテム?

ベッドインベッドは、その名の通り「ベッドの中に置いて使う、小さなベッド」です。

・家のベッドや布団の上に置いて、赤ちゃん専用のスペースを作れる
・ふちにクッションやガードがあり、コロンと転がっても落ちにくい
・底に薄いマットが入っていて、固さがある程度一定

というのが基本的なイメージです。

最近は、

・折りたたんで小さくできるもの
・持ち手や専用バッグがついて、そのまま持ち運べるもの
・おむつ替えスペースとしても使えるもの

など、外出を前提にした「ポータブルベッド」のようなタイプも増えています。

これ一つあれば、

・家の中
・実家・義実家
・ホテルや宿泊先
・一時的な避難先や帰省中の立ち寄り先

どこでも「いつもの寝床」に近い環境を再現しやすくなります。

シーン別:ベッドインベッドがあると助かる場面

実際にどんな場面で便利か、少し具体的にイメージしてみます。

家のリビングでの昼寝

・リビングのソファやローテーブルの横にベッドインベッドを置いて、赤ちゃんのお昼寝スペースに
・床や畳に直置きすれば、転落の心配も少なめ
・パパママがテレビを見たり、家事をしたりしながら様子を見られる

「いつもは寝室だけど、今日はリビングでごろごろしたい」といったときにも便利です。

里帰り中の実家・義実家

里帰りでよくある悩みが、

・実家の布団が柔らかくて沈む
・ベッドの高さが心配
・ペットの毛やほこりが気になる

といった、「赤ちゃんをそのまま置くのが不安」という問題です。

ベッドインベッドがあれば、

・敷布団やベッドの上にベッドインベッドを置いて、その中に寝かせる
・赤ちゃんの体の周りだけ、いつもと近い硬さ・環境にできる
・親戚がたくさん出入りする家でも、「ここは赤ちゃんのスペース」と区切りやすい

といったメリットがあります。

ホテルや旅行先

ホテルのベッドは、大人にとっては快適でも、

・フカフカで沈み込みが大きい
・ベッドの高さもそれなりにある

という問題があります。

そこで、

・大きいサイズのベッドの中央にベッドインベッドを置いて、その中に寝かせる(両端はパパママで落ちないようにさガードする)
・ベッドからマットレスを下ろして床に敷き、その上にベッドインベッドを置く

といった形にすれば、
かなり安心感が違ってきます。

車での一時的な仮眠(停車中)

長距離移動や帰省の途中で、

・サービスエリアで休憩
・渋滞にはまって、少し停車して休みたい

といったとき、

・車の後部座席をフラットにして
・その上にベッドインベッドを置いて
・エンジンを切り、窓を開けるなど換気しながら短時間の仮眠

といった使い方をしている家庭もあります。

ただし、走行中のチャイルドシート代わりには絶対にしてはいけません
車が動いている間は、必ずチャイルドシートを使用するのが大前提です。

実家・義実家での集まり時

お盆や正月など、親戚が集まると、

・赤ちゃんを抱っこしたい人がたくさんいる
・布団の上に寝かせていると、うっかり踏みそうで不安
・どこが赤ちゃんのスペースか、みんな分かりにくい

といった状態になりがちです。

ベッドインベッドを一つ出しておけば、

・「この中は赤ちゃん用」とひと目で分かる
・上の子やいとこたちが走り回っていても、ある程度距離を取れる

ので、少し安心できます。

ベッドインベッドの選び方チェックポイント

ベッドインベッドも種類が多いので、ざっくりとした選び方を押さえておくと迷いにくくなります。

対象月齢とサイズ

・新生児〜生後6か月くらいまでを想定しているものが多い
・赤ちゃんの身長+余裕があるかどうか
・大きすぎると持ち運びが大変、小さすぎるとすぐ使えなくなる

里帰りや旅行が多い家庭なら、
「生後すぐ〜6か月くらいまで使えるサイズ」を目安にすると良いです。

折りたたみやすさ・収納性

・二つ折り、三つ折り、ロール状など構造はいろいろ
・たたんだときの厚み、幅をチェック
・クローゼットに立ててしまえるか、スーツケースに入るか

里帰りや帰省で電車移動が多い家庭は、
「軽くて薄くたためる」ものが使いやすくなります。

重さと持ち手、専用バッグ

・持ち運び前提なら、できるだけ軽い方が楽
・持ち手がついていると、片手で持てて便利
・専用の収納バッグがあると、車のトランクなどにも積みやすい

パパがメインで運ぶことを想定して、
「片手で子ども、片手でベッドインベッド」でも耐えられそうかをイメージして選ぶと現実的です。

洗えるかどうか

・カバーだけ外して洗濯できるか
・中のマット本体はどこまで洗えるか
・オシッコや吐き戻し対応として、防水シーツを別で用意しておくのもおすすめ

赤ちゃんの周りのものは、とにかく汚れます。
「汚れたら丸洗いできるか」は重要なポイントです。

マットの固さと通気性

・あまりにふかふかだと、沈み込みすぎて窒息リスクが高まる
・逆に固すぎても寝づらいので、ほどよい固さかどうか
・メッシュ素材や通気穴があるかなど、蒸れにくさもチェック

大人目線の「ふかふか=気持ちいい」は、赤ちゃんにとっては危険なこともあります。
赤ちゃんのうつ伏せ寝や顔が埋もれないかを基準に考えましょう。

安全に使うための注意ポイント

便利なアイテムではありますが、
「置いておけば絶対安全」というわけではありません。

パパとして押さえておきたい基本ルールは次の通りです。

高さのある場所から目を離さない

・大人のベッドやソファの上にベッドインベッドを置くときは、基本的にそばで見ている前提で
・寝返りをするようになったら、とくに注意
・できるだけ床や畳の上に直置きする方が安全度は高い

「ベッドインベッドがあるから落ちないだろう」と油断して、
高い場所に置いたまま部屋を出るのはリスクが大きくなります。

車で走行中の使用はNG

・ベッドインベッドはチャイルドシートの代わりにはなりません
・走行中は必ずチャイルドシートを使用
・ベッドインベッドは、あくまで停車中の仮眠など「動いていない時間」専用

「ちょっとの距離だから」「眠っているから」といって、
ベッドインベッドに寝かせたまま車を走らせるのは絶対に避けましょう。

大人の体が覆いかぶさらないよう注意

・一緒に横になって添い寝するときは、大人の腕や布団が赤ちゃんの顔をふさがないように
・ふちのクッションがあるとはいえ、大人の体重がかかれば意味がありません

「赤ちゃんが真ん中で、大人が両側」という形で寝るときは、
どこにベッドインベッドを置くかも含めて、夫婦で一度話し合っておくと良いです。

パパ主導で「おでかけセット」に組み込もう

ベッドインベッドは、ただ買っておくだけではなく、

・里帰り
・帰省
・旅行
・車での長距離移動

といったタイミングで、パパが主体的に「おでかけセット」の中に組み込んでおくと、「一緒に育児をしている」という感覚でママも感動します。

例えば、

・折りたたみ式ベッドインベッド
・防水シーツ
・薄手のブランケット
・赤ちゃんの着替え一式
・おむつセット(おむつ、おしりふき、ビニール袋)
・トラベルバッグやボストンバッグ

を、「赤ちゃんおやすみセット」としてまとめておくイメージです。

準備の段階からパパが動いてくれると、

・どこで寝かせるかの不安が減る
・現地に着いてからのバタバタが減る
・「ちゃんと考えてくれている」とママも安心できる

というメリットがあります。

まとめ:どこへ行っても「赤ちゃんの定位置」を作れるアイテム

持ち運べるベッドインベッドは、

・いつもの布団の上でも
・実家や義実家の布団の上でも
・ホテルのベッドの上でも
・停車中の車内でも

「ここが赤ちゃんの場所」と分かりやすく区切ってあげられるアイテムです。

もちろん、安全面の注意は必要ですが、
上手に使えば、ママの不安も、パパの「どこに寝かせればいいんだ…」という迷いもぐっと減らせます。

里帰りや帰省、赤ちゃん連れ旅行が控えているなら、
パパ主導で一度、折りたたみ式のベッドインベッドやポータブルベッドをチェックしてみてください。

防水シーツやブランケット、トラベルバッグなどと一緒に揃えておけば、
これからのおでかけが少しラクに、少し楽しみになってくるはずです。

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