夜、子どものおでこが熱い。体温計を当てたら38℃台。
ママは不安そう、子どもは泣いたり寝たり。
パパの頭の中はこうなりがちです。
救急車? でも大げさ?
病院? でも今この時間に開いてる?
とりあえず朝まで様子見でよくない?
ここで頼れるのが、電話相談の窓口です。結論から言うと、判断に迷ったら「相談できる番号」を先に知っておくのが一番ラクです。
まず結論:緊急なら119、迷ったら#7119/#8000
命に関わりそう、今すぐ助けが必要、という状況ならためらわず119です。迷っている間に悪化するのが一番怖い。
一方で、「救急車を呼ぶほどか分からない」「今すぐ受診すべきか判断がつかない」と“迷う”場合は、下記に連絡しましょう。
- #7119:救急車を呼ぶか、受診するか迷ったときの相談(実施エリアで利用)
- #8000:休日・夜間の子どもの症状について、小児科医師・看護師に相談(全国統一の短縮番号で都道府県窓口へ転送)
ポイントは、#7119は地域によって未実施・受付時間が違うことがある点です。
#7119は「救急車を呼ぶかどうか」の迷いを減らす番号
#7119は、急な病気やけがで「救急車?」「病院?」「様子見?」の判断に迷ったときに、医師・看護師等(または訓練を受けた相談員)に相談できる窓口です。相談内容から緊急性が高いと判断されれば、救急出動につなぐ案内になることもあります。
ここで大事なのは、救急車を「呼ぶ?呼ばない?」を一人で抱え込まなくていいこと。
迷ったら、判断材料をくれる相手に渡す。ママが焦っているときはパパがかけましょう。
#8000は「子どもの症状」に特化した夜間・休日の相談
#8000は、休日・夜間の子どもの症状で困ったときに、受診すべきか・家庭でどう対処するかを、小児科医師・看護師に相談できる仕組みです。短縮番号を押すと、住んでいる都道府県の窓口へ自動転送されます。
「熱があるけど、今夜はどうする?」みたいな場面で使いやすいのは、まず#8000だと思ってOKです。
電話する前にパパが見る「5つのチェック」
電話先で「今の様子」を伝えられるように子どもの様子をチェックしましょう。日本小児科学会の「こどもの救急」でも、判断の材料として次のような項目が挙げられています。
- 元気がなく、ぐったりしている
- 呼吸があらく、苦しそう
- 顔色・皮膚色が悪い
- ずっとうとうとしている
- 生後3か月未満かどうか(低月齢は特に注意)
さらに、東京都の医療ガイドでは「生後3か月未満の発熱は重篤な感染症の場合があるため、早期の受診が必要」とされています。
このチェックで「危ないかも」が強いなら、#7119/#8000で相談、もしくは緊急なら119へ。
相談電話で聞かれやすいこと
電話相談は、情報がそろっているほど早く正確になります。パパがここを押さえておくと、焦っているママの代わりに答えることができます。
- 子どもの年齢(月齢)
- 体温(何時に測ったか、何度か)
- いつから具合が悪いか(熱の出始め)
- いま一番つらそうな症状(咳、呼吸、嘔吐、下痢、発疹、けいれん等)
- 水分がとれているか/おしっこが出ているか
- 反応(呼びかけに反応するか、笑うか、ぐったりか)
- 既往歴やアレルギー、服薬中の薬
- 可能なら体重(薬の相談時に役立つことがある)
今夜の判断をラクにする「家の準備」チェックリスト
夜中に熱が出てから探すのはしんどいので、平常時に1回だけ整えておくのがおすすめです。
スマホに登録しておく
- #8000(子どもの相談)
- #7119(実施地域なら)
- 休日夜間急病の情報ページ(自治体のサイト)
- かかりつけ小児科の電話番号・診療時間
- 夜間救急の受け入れ先候補(車で行ける範囲)
家族で決めておく
- 受診するなら移動手段は何か(車/タクシー/徒歩)
- 下の子・上の子がいる場合の待機役は誰か
- 保険証まわり(受診で必要になりやすいもの)の置き場所

受診の目安で迷ったら「こどもの救急」も使える
「こどもの救急(ONLINE-QQ)」は、夜間や休日に受診するかどうかの判断の目安を提供しているサイトで、対象年齢は生後1か月~6歳とされています。
電話がつながりにくい時間帯など、もう一つの手段として知っておくと安心です。
「ONLINE QQこどもの救急」
https://kodomo-qq.jp
まとめ:パパが持つべきは「判断力」より「相談ルート」
子どもの発熱は、経験が増えるほど落ち着いて対応できるようになります。でも最初から完璧は無理です。
大事なのは、パパが
- 119(明らかな緊急)
- #7119(救急車・受診の迷い。実施エリアで)
- #8000(子どもの症状の相談)
この3本柱を覚えておき、いざ必要となったタイミングでは、冷静に情報をサッとまとめて連絡できること。
それだけで混乱が減り、ママの不安も子どもの負担も小さくできます。

