「美容室に行きたいんだけど、◯日の午前って大丈夫?」
ママがこう聞いてくるのは、気をつかってるからだけじゃありません。
多くの家庭で、ママの予定は最初から「子ども同伴」か「パパの許可が必要」になりがち。
一方でパパの予定は、「入れてから報告」になりやすい。
これ、地味に積もっていくタイプの不公平です。
この記事では、パパに責める目的ではなく、家庭が回る予定の入れ方にアップデートするために整理します。
こういう予定、ママはだいたい“確認してから”入れている
ママがパパに確認しがちな予定は、「行かないと困るのに、調整が必要」「ずっと行きたいけど我慢している予定」ものなどあります。
よくある例
- 美容室(白髪染め、カット、縮毛矯正など)
- 歯医者(定期検診、治療の続き)
- 産婦人科・婦人科(健診、ピル、体調不良)
- 眼科(コンタクト、ずっと抱えている不調)
- 役所・銀行(平日しか開いてない)
- 子どもの予防接種の付き添い
- 職場の面談、研修、健康診断
- ママ自身の通院や整体、カウンセリング
- 友人の結婚式や法事など“外せない用事”
- 息抜きの友人とのカフェ
ポイントは、「贅沢」じゃなくて生活のメンテナンスが多いこと。
それでも確認が必要になるのは、ママが“家の段取り係”になっているからです。
一方でパパの予定は「子どもはママが見る」前提で入りやすい
よくあるのがこのパターン。
- 仕事終わりに飲み会を入れる(帰宅は遅め)
- 土曜に趣味の予定を入れる(午前〜夕方まで不在)
- ジムや美容院を予約してくる(“空いてる時間”扱い)
- 友達の誘いに即OKする(その後に家庭調整)
パパ側に悪気がないのも分かります。
でもママからすれば
「私の予定はパパに確認してるのに、パパの予定は確認なしに自由に決められるの?」
と、温度差が生まれています。
ママがモヤモヤする本音は、予定そのものじゃない
ママの怒りポイントは「美容室に行きたい」そのものではなく、ここです。
- 私の予定は“段取り込み”でやっと成立する
- 子ども同伴がデフォルトで、身軽な外出がほぼない
- 予約を入れる前から気をつかっている
- なのにパパは相談せずに予定を入れてくる
- こちらが調整役なのに、感謝もないまま当たり前にされる
言い換えると、
ママがしんどいのは「予定がないこと」より「予定を持つためのコストが高すぎること」です。
予定は「子どもは誰が見る?」までセット
解決の第一歩はシンプルです。
家のルール
自分の予定を入れるときは、必ずセットで考える。
「その時間、子どもは誰が見る?」
これを“当たり前”にするだけで、夫婦の空気がかなり変わります。
当然、パパも考えてください。
今日からできる現実的な対策
1) 家族カレンダーを「予定の申請場所」にする
LINEや口頭だと流れます。
GoogleカレンダーでもTimeTreeでもいいので、カレンダーを共有して活用するのがおすすめです。
- 入れるのは「予定+子どもの担当」まで
- 迷ったら“仮”で入れて相談
- 後から入れ替えたら、必ず一言
「共有」だけじゃなくて「運用」が大事です。
2) ママの“フリータイム枠”を先に確保する
おすすめは、先に枠を固定する方式です。
例:
- 毎週土曜の午前:ママのフリー(パパが子ども担当)
- 平日1回だけ:夜1時間はママが一人時間(パパが寝かしつけ)
ママの予定が「お願い」にならず、「既定枠」になると揉めにくくなります。
パパが予定を入れる前に、自分に聞くチェック質問
予定を入れるとき、3秒だけこれを自問するとズレにくいです。
- その時間、子どもを見る人は決まっていますか?
- ママは同じだけ自由時間を取れていますか?
- もし逆の立場だったら、納得できますか?
これができると、家の中のピリつきが減ります。
予定の入れ方が変わると、不公平感は一気に減る
ママが求めているのは、「自由に遊びたい」もありますが
まずは“自分の予定も当たり前に持てる状態”です。
パパがやることは大げさじゃなくて、
- 自分の予定=子どもの担当までセット
- ママのフリー枠を先に確保
- 家族カレンダーを運用する
この3つだけでも、夫婦のすれ違いはかなり減ります。
家庭の予定が回り始めると、外出も、家の空気も、もっとラクになります。

