ママのおっぱいじゃないと泣き止まない瞬間に、パパが感じる虚しさ

夜中や夕方、必死に抱っこしてあやしているのに赤ちゃんは泣き止まない。
腕はパンパン、声も枯れそう。
そこへママが授乳すると、さっきまでの大泣きが嘘のようにスッと落ち着く。

その瞬間、パパの頭に浮かびやすいのが
「俺、何の役にも立ってなかったのかな…」
という気持ちです。

頑張った分だけ報われない感覚。
手応えがないままバトンタッチする悔しさ。
これ、かなり多くのパパが一度は味わっています。

一方で、ママの側にも別の本音があります。

「泣き止んだのは嬉しいけど、全部自分がやらなきゃいけない感じがしんどい」
「パパが無力に感じてしまっていないか心配」

このすれ違いは、誰が悪いわけでもありません。
そもそも赤ちゃんの仕組みが、そうなっているだけです。


目次

なぜ赤ちゃんはおっぱいだと落ち着くのか

匂い・心音・体温は、生まれる前の記憶に直結している

赤ちゃんにとってママは「知っている世界そのもの」です。
妊娠中からずっと聞いていた心音、羊水越しに感じていた匂い、抱かれたときの体温。

授乳中は、これらが一気にそろいます。
だから赤ちゃんの脳は「安全」「大丈夫」というスイッチが入りやすい。

これは好き嫌いや甘えではなく、生理的な反応です。

授乳は「食事」と「安心補給」を同時にしている行為

おっぱいはお腹を満たすだけではありません。
吸う・触れる・包まれるという刺激が、神経を落ち着かせます。

つまり、授乳は
泣き止ませる最終兵器
というより
安心をフルセットで届ける行為
に近いものです。

ここにパパが同じ条件で勝とうとする必要はありません。


パパのあやしもムダになっていない!

赤ちゃんは、泣きながらもちゃんと頑張っている

パパに抱っこされている間、赤ちゃんは
「知らないけど信頼している相手」に身を委ねています。

完全に安心できなくても、暴れきらずにいられた。
それ自体が、赤ちゃんなりの頑張りです。

ママに替わった瞬間に泣き止んだのは、
パパの時間でエネルギーを使い切ったあとだった
という可能性も十分あります。

信頼は一瞬ではなく、積み重ねで育つ

赤ちゃんは言葉では評価してくれません。
でも、毎回抱き上げてくれる人、声をかけてくれる人をちゃんと覚えています。

泣き止まなかった時間も、
「この人は来てくれる」
という記憶として残ります。

これは後々、寝かしつけや外出時の安心感につながっていきます。


「俺だとダメなんだ」と思いがちなパパへ

役割が違うだけで、価値が違うわけじゃない

授乳期は、どうしてもママにしかできないことがあります。
それは能力差ではなく、機能差です。

パパはパパの役割で、赤ちゃんの世界を広げていく存在です。

・抱き方が違う
・声のトーンが違う
・動きが少し大きい

この違いが、赤ちゃんの感覚を育てます。

比較すると苦しくなるのは自然なこと

ママの即効性と比べると、パパのあやしは成果が見えにくい。
だから落ち込みやすい。

でも、見えにくいだけで消えてはいません。
育児は短距離走ではなく、長いリレーです。


夫婦で気持ちよくバトンタッチするための工夫

交代のタイミングを事前に決めておく

その場の空気で替わると、
「もう無理だから渡した」
「結局ママ頼み」
という感情が残りやすくなります。

例えば
・15分頑張ったら交代
・オムツと水分を確認してから交代

こう決めておくだけで、パパの達成感が残りやすくなります。

バトンタッチ後のサポートをパパが担う

授乳に入ったら、パパの出番は終わりではありません。

・飲み物を用意する
・部屋を整える
・ゲップ後の寝かしつけ準備をする

こうした動きが、ママの負担を確実に減らします。

ママからの一言が、パパを救うこともある

ママ側も余裕がない中ですが、こんな言葉があると空気が変わります。

「ありがとう、ここまで頑張ってくれて助かった」
「パパが抱っこしてくれてたから、すぐ落ち着いたよ」

評価ではなく、事実として伝えるだけで十分です。


パパ一人でもできる安心レパートリーを増やす

おっぱい以外の「落ち着く型」を作る

赤ちゃんはルーティンが大好きです。

・抱っこひもで一定のリズムで歩く
・同じ歌を同じ順番で歌う
・寝る前の動作を毎回そろえる

これを繰り返すことで、
「この流れ=安心」
がパパとも結びついていきます。

外の刺激を使うのも立派なあやし

家の中で限界なら、短時間の散歩も選択肢です。
空気、光、音が変わると、赤ちゃんの注意も切り替わります。

完璧に泣き止ませなくても構いません。
落ち着く方向へ少し傾けば十分です。


泣き止まなかった時間は、ちゃんと信頼として残っている

授乳で一瞬で泣き止むと、パパの頑張りが消えたように感じます。
でも実際は、その前段階を支えていた存在です。

泣き止まなかった時間も、
抱っこした腕も、
かけた声も、
全部が赤ちゃんの中に積み重なっています。

いつか
「パパの抱っこが一番落ち着く」
と言われる日が来るかもしれません。

今はその途中です。
無理に答えを出さず、できたことを一つずつ積んでいきましょう。

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