出産後の退院日にパパが準備したいのは、帰宅の手段、ママが休める場所、赤ちゃんの寝床、食事と日用品、連絡・来客の調整です。退院当日にまとめて行わず、前日までに整え、当日は病院の説明とママ・赤ちゃんの様子を優先しましょう。
花束やお祝いを用意する場合も、帰宅後にすぐ休める段取りが土台になります。この記事では、退院前・当日・帰宅後の順に確認できるチェックリストをまとめます。体調やお世話については、退院時に病院から受けた指示を優先してください。
退院前日までのチェックリスト
- 退院の予定時刻、会計方法、必要書類を病院に確認した
- 帰宅の交通手段と、荷物を持つ人を決めた
- 自家用車の場合、新生児に対応したチャイルドシートを取り付け、使い方を確認した
- 玄関から休む場所・トイレまでの通路を片付けた
- ママが横になれる場所と、赤ちゃんの寝床を整えた
- 食事、飲み物、おむつなど必要品の置き場所を確認した
- 連絡する相手と来客の希望を二人で相談した
1.迎えと帰宅の準備|チャイルドシートは当日初めて使わない
病院の駐車場、迎えに行ける場所、退院手続きにかかる時間を確認します。荷物はパパが持つなど、ママが無理なく移動できる方法を相談してください。退院時刻や日程が変わる可能性も考え、予定を詰め込みすぎないようにします。
自家用車で帰る場合は、赤ちゃんの体格に対応したチャイルドシートを説明書どおりに取り付け、ベルトの調整方法も事前に確認しましょう。抱っこしたままの乗車を帰宅方法にしないでください。JAFのチャイルドシートガイドも参考になります。
2.家の準備|ママの休息場所と赤ちゃんの寝床を分けて整える
通路・寝具・水回りを優先する
家全体の大掃除より、玄関から寝室・トイレへの通路を空ける、シーツを交換する、洗面所とトイレを清潔にする、といった必要な作業から進めます。手洗い用品、タオル、トイレットペーパーの残量も確認しましょう。
ママの手の届く場所に飲み物やティッシュを置くなど、何度も立たずに済む配置を本人と相談します。充電コードや小物は、赤ちゃんの寝床へ入り込まない位置に置いてください。
赤ちゃんの寝床は、硬めで平坦な寝具を使う
こども家庭庁は、赤ちゃんにはできるだけベビーベッドを使い、敷布団やマットレスは硬めで平坦なものにするよう案内しています。柔らかい枕やぬいぐるみなどを寝床に置かず、顔を覆うものがないか確認しましょう。詳しくはこども家庭庁の窒息・誤飲事故の予防情報を参照してください。
3.食事と飲み物|「何でも解禁」と決めず、希望と指示を確認する
食べたい物、食べられそうな量、病院からの食事の指示を事前に聞きます。退院したからといって、食事や飲酒の制限が一律になくなると考えず、気になることは病院で確認してください。
食事は手料理にこだわらず、惣菜や冷凍食品、宅配なども選択肢です。保存場所、期限、温め方を確認し、パパ自身が配膳・片付けまで行えるようにしておきましょう。飲み物も本人の希望に合うものを取り出しやすくします。
食事サービスを選ぶ際は、利用地域、配送日、料金や契約条件を確認して選んでください。
お祝いのデザートは、受け取り・保管・解凍まで準備する
デザートを用意するなら、好みやアレルギー、保存期限を確認します。当日に食べることや写真撮影を無理に求めず、休みたい場合は休めるようにしましょう。
Cake.jpのような通販を使う場合は、届いたあとすぐ食べられる商品かを確認してください。公式の解凍案内では冷凍ケーキの冷蔵庫での解凍について説明されています。必要時間は商品ごとの案内を優先し、保管スペースも用意します。
4.退院当日|病院の説明と帰宅後すぐ使う物を確認する
退院時の説明はママだけに覚えてもらわず、可能ならパパも一緒に聞き、病院の資料を共有します。次の受診日、困ったときの連絡先、薬がある場合の説明などを確認してください。
帰宅後は、すぐ使う物と後で整理する物を分けます。母子健康手帳や書類、病院から渡された物は決めた場所へ。不要に見える書類や包装も、必要か確認してから片付けましょう。ママが休めるよう、荷ほどきや洗濯はパパが進めます。
5.連絡・来客|本人の希望を聞いて窓口を分ける
親族への報告や写真共有は、送る相手と内容をママと相談します。ママ自身の職場への連絡をパパが勝手に代行することは避け、希望があれば文章づくりなどを手伝いましょう。
訪問は事前に本人の希望を聞きます。サプライズで人を呼ばず、休息したい場合はパパから日程の変更を伝えてください。お祝いの演出を考える場合は、退院日の小さなお祝いアイデアもあります。
帰宅後は、今夜の担当まで決めておく
食事、片付け、日用品の補充、赤ちゃんのお世話を誰が担当するか、最初の夜の流れを相談しましょう。分からないお世話は自己判断せず、退院時の説明を確認し、必要なら病院へ相談します。
出産前からの準備全体は産後パパのやることリスト、授乳以外にできることは授乳中のママを支えるパパの役割にまとめています。退院日だけの準備で終えず、翌日からも続けられる担当を持ちましょう。

