保育園からの呼び出しは、「電話に出る人」「迎えに行く人」「帰宅後に看病する人」を分けて決めておくと対応を組み立てやすくなります。その日に動ける人だけでなく、翌日の予定まで一緒に確認するのがポイントです。
毎回どちらかが仕事を中断し、帰宅後の連絡や受診も引き受けているなら、分担を見直す余地があります。この記事では、園のルールを前提に、夫婦で使える対応表と連絡文例を紹介します。

最初に園へ確認しておくこと
呼び出しの基準や連絡の順番は園ごとに違います。「何度の熱なら迎えか」だけで判断せず、体調・食事・活動の様子などを含めた園の方針を確認しましょう。登園再開や書類の条件も、病状と園の案内に従います。
- 緊急連絡先の登録順と、つながらない場合の連絡方法。
- 普段と違う人が迎えに行くときの登録・本人確認。
- お迎えまでに園へ伝える情報と、到着時刻の連絡先。
- 翌日以降の欠席連絡、登園再開時に必要な確認。
お迎えから翌日までを4つに分ける
| 担当 | すること | 共有する内容 |
|---|---|---|
| 電話を受ける | 症状、発症時刻、飲食や機嫌を聞く | 園からの説明と迎えの見込み |
| 迎えに行く | 職場調整、移動、園での引き継ぎ | 帰宅予定と持ち帰った連絡事項 |
| 受診・看病 | 必要な相談、診察、家庭での世話 | 医療者の指示、服薬、変化 |
| 翌日の調整 | 休暇・交代・欠席連絡を手配 | 誰がいつまで担当するか |
「迎えには行けるけれど、夕方には交代が必要」という日もあります。迎え担当がそのまま全てを担うと決めず、区切りを明確にしましょう。体調が急変したら、予定の公平さより必要な医療対応を優先します。
毎朝1分で、その日の動きやすさを共有する
「今日は会議がある」だけでは相手も判断しづらいため、連絡できない時間帯と、移動を開始できる時刻を伝えます。常に片方の会議だけを優先せず、どちらの仕事にも調整が必要だと捉えましょう。
たとえば「午前は自分が電話に出る。午後はあなたが第一連絡先。迎えが必要なら、その時点で園までの移動時間を比べよう」と決めます。これは家庭内の案であり、園の連絡先変更は園の手続きに合わせてください。
呼び出しを受けたときの連絡テンプレート
園から連絡があった時刻:
園での様子・症状:
迎えに行く人/到着予定:
受診や相談の予定:
帰宅後の担当/交代時刻:
今日中に決めること:
連絡文は「園から呼び出し。自分が15時ごろ迎えに行く予定。16時以降の看病を交代できるか、分かり次第返事をください」のように、既に決まったことと相談を分けます。返信を待つことでお迎えが遅れないよう、返事がない場合の連絡方法も決めておきます。
休暇制度と代替の預け先は、平常時に調べておく
子の看護等休暇は、小学3年生修了までの子を対象に、原則として年度に5日、対象の子が2人以上なら10日まで取得できる制度です。有給か無給かは勤務先の規定で異なり、対象や時間単位取得の例外もあります。自分の職場の申請方法と残日数を確認しましょう。
制度の詳細は厚生労働省「子の看護等休暇」で確認できます。病児保育などを利用する場合は、事前登録、対象の症状、予約、医師の書類、利用時間を自治体や施設に確認してください。当日必ず預けられるとは限りません。
回数だけでなく、負担の偏りを振り返る
迎えが同じ回数でも、その後の受診や夜間の世話に偏りがある場合があります。「今週どちらが多く休んだか」に加え、連絡・予約・翌日の判断を誰がしていたかも見てみましょう。
週末に10分の家事・育児の作戦会議で、次の呼び出しに備えるルールを一つ調整します。体調が心配なときの相談先は子どもの急な体調不良の相談先にまとめています。
情報確認:2026年9月。園・自治体・勤務先の最新案内も確認してください。
