写真はAIで生成したイメージです。実際の施設や利用者を撮影したものではありません。
東京都で産後のサポートを探すなら、まず住民登録のある区市町村の制度を確認しましょう。体を休めながら助産師に相談したいときは「産後ケア」、子どもの保育を頼みたいときは「ベビーシッター・一時預かり」、食事作りや掃除が回らないときは「産前産後の家事・育児支援」が候補になります。
同じ東京都内でも、対象月齢、自己負担、申請時期は一律ではありません。この記事では産後ケア8自治体の比較例と、世田谷区・新宿区のベビーシッター補助、武蔵野市のヘルパー制度を整理します。東京都内の全62区市町村を網羅する一覧ではありません。情報確認日:2026年9月20日。
産後ケア・ベビーシッター・家事支援の違い
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| 困っていること | 確認する制度 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 産後の休息、授乳や育児の相談 | 宿泊・日帰り・訪問の産後ケア | 赤ちゃんだけの託児や家事代行とは異なる |
| 一時的に子どもの保育を頼みたい | ベビーシッター利用支援、一時預かり | 対象事業者・担当シッター・費用の範囲を確認 |
| 料理・洗濯・掃除などが回らない | 産前産後ヘルパーなど | 保護者不在の預かりを頼めるとは限らない |
| 産後の健康状態を診てもらいたい | 産婦健診、出産した医療機関への相談 | 健診と産後ケアの申請は別 |
産後ケアには宿泊型、通所型、訪問型がありますが、すべての自治体・施設が同じ内容を提供しているわけではありません。たとえば北区の訪問型は家事・託児を行わず、葛飾区も託児や家事支援だけを目的とする利用はできません。出典:北区の産後ケア、葛飾区の産後ケア。
東京都の産後ケア:8自治体の対象期間・料金を比較
料金は原則として単胎の基本額です。減免・クーポン利用後の額はその旨を明記しました。多胎加算、差額室料、食事やオプション、キャンセル時の扱いは別に確認してください。月齢の上限は同じ自治体でも施設によって短くなることがあります。
23区の比較例:世田谷区・渋谷区・北区・葛飾区
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| 自治体・公式案内 | 主な対象期間 | 基本料金の例 | 申請・利用上のポイント |
|---|---|---|---|
| 世田谷区 | 宿泊・日帰り:産後4か月未満 訪問:産後1年未満 | 宿泊1泊2日9,000円 日帰り3,000円 訪問2,000円 減免・クーポン等あり | 妊娠28週から利用登録。利用申込は出産後。原則LINEで申込み、区が抽選 |
| 渋谷区 | 宿泊:産後5か月未満 訪問・日帰り:産後1年未満 | 宿泊1泊2日7,000円 日帰り2,000円 訪問1,000円 減免制度あり | 妊娠28週から利用希望日の14日前まで申請。承認後に予約 |
| 北区 | 宿泊:産後4か月0日まで 日帰り:産後6か月0日まで 訪問:産後1年以内 | 宿泊1日3,300円 日帰り1日2,500円 訪問1回1,000円 一定世帯は免除 | 妊娠28週以降に事前申請。クーポン等を受け取ってから施設へ予約 |
| 葛飾区 | 宿泊:産後4か月未満 通所は時間区分で対象期間が異なる 訪問:産後1年未満 | 基本利用料は無料 オプション等は別途 | 施設ごとの利用月齢・予約方法を確認。無料の範囲と追加費用を分ける |
「家族がいるから使えない」と決めつけないでください。世田谷区は、同居家族がいても十分な支援を受けられない事情がある場合は対象になり得ると案内しています。渋谷区は体調不良・育児不安と、家族等から十分な支援を受けられないことを対象条件に挙げています。家庭の状況を窓口に具体的に伝えて確認しましょう。
利用回数も異なります。渋谷区は宿泊5日、訪問3回、日帰り7回。世田谷区は宿泊最大6泊7日、日帰りと訪問は合わせて7日です。「7回使える」という情報だけで判断せず、どのサービスを合算するかまで確認してください。出典:上表の各区公式案内。
多摩地域の比較例:武蔵野市・八王子市
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| 自治体・公式案内 | 主な対象期間 | 料金と軽減の例 | 利用回数等 |
|---|---|---|---|
| 武蔵野市 | 産後1年未満 施設の受入条件も確認 | 宿泊1泊2日10,000円→クーポン2枚で5,000円 日帰り4,000円→1,500円 訪問3,000円→500円 | 3種類合計7回。宿泊1泊2日は2回扱い。2,500円クーポン5回分。多胎は別枠あり |
| 八王子市 | 宿泊:産後4か月未満 通所・訪問:産後1年以内 施設による差あり | 宿泊1泊2日6,000円 通所ロング3,000円→500円 通所ショート1,300円→0円 訪問1,600円→0円 矢印は減免券利用時 | 宿泊6泊7日。通所・訪問は合計7回。減免は全種類通じ5回まで、1回上限2,500円 |
八王子市は、利用当日に助成券・減免券の提出がない場合は助成・減額の対象にならず、後日の還付もないと案内しています。予約が取れたら、母子健康手帳と必要な券を一緒に準備しましょう。八王子市の利用手順
町・村の比較例:日の出町・檜原村
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| 自治体・公式案内 | 公式掲載内容 | 申込前に確認したいこと |
|---|---|---|
| 日の出町 | 宿泊・通所・訪問を案内。基本料金は宿泊1泊6,000〜7,000円、通所1日2,000円、訪問1日1,000円。一定世帯の免除のほか、1回上限2,500円・5回までの減免を案内 | こども家庭センターで相談・申請・保健師面談。サービス・施設別の対象月齢を確認 |
| 檜原村 | 通所型を案内。産後7か月以内の母子が対象。1日2,500円で、5日までは無料と掲載。多胎加算あり | 窓口申請・保健師面談が必要。掲載日は2024年7月1日のため、申請時に年度内の条件・空き状況を確認 |
日の出町は公式の利用案内と2026年度事業計画で対象期間の書き方が異なる箇所があるため、すべての型を同じ月齢まで使えるとは断定しません。利用希望の型と赤ちゃんの月齢を伝えて窓口に確認してください。日の出町2026年度事業計画
東京都のベビーシッター補助は、住んでいる自治体の条件で確認
ここで扱うのは「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」です。待機児童等を対象とする事業者連携型など、別の制度と混同しないようにしましょう。東京都の認定事業者を利用しても、担当シッターや保育内容が対象条件を満たさなければ補助されない場合があります。
世田谷区と新宿区で異なる点
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| 確認項目 | 世田谷区 | 新宿区 |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 小学3年生まで。障害児は小学6年生まで | 0歳〜小学校就学前 |
| 上限時間 | 年度内144時間。多胎児・障がい児・ひとり親家庭は288時間 | 年144時間。多胎児は288時間 |
| 自治体への事前登録 | 不要 | 不要 |
| 沐浴の扱い | 沐浴・入浴は補助対象外 | 対象サービスとして掲載 |
| 2026年度分の最終申請期限 | 2027年4月12日 | 2027年4月9日必着 |
出典:世田谷区の一時預かり利用支援、新宿区の一時預かり利用支援。利用日当日の住所・住民登録等の条件もあります。表の「事前登録不要」は、事業者との契約や要件確認が不要という意味ではありません。
「実質無料」と考える前に、補助対象外の費用を分ける
たとえば新宿区の助成上限は、7〜22時が1時間2,500円、22〜翌7時が1時間3,500円です。一方、交通費・入会金・キャンセル料・家事代行などは原則対象外です。利用時間の端数にも算定ルールがあります。請求総額から時間上限額を単純に引くだけでは、正しい自己負担額にならない場合があります。新宿区の助成基準と対象経費
契約前に「一時預かり利用支援を使いたい」と伝え、担当シッターの要件証明書、領収書、利用明細書など必要書類を確認します。利用者がいったん支払い、後から申請する仕組みなので、入金までの立替費用も見込んでおきましょう。
料理や洗濯を頼みたいなら、産前産後ヘルパーも候補
武蔵野市の「産前・産後支援ヘルパー事業」は、家事や育児が困難な妊産婦のいる家庭の生活を支援する制度です。単胎では母子健康手帳の交付から出産後6か月未満まで、利用上限80時間。多胎は期間・上限が異なります。
2026年1月から父・パートナーの育児休暇中も利用でき、2026年4月から単胎家庭でも出生児童の世話が利用できると案内されています。依頼できる作業、在宅条件、料金、交通費などは申込前に確認してください。産後ケアの訪問型と同じ制度ではありません。武蔵野市「産前・産後支援ヘルパー事業」
パパが進められる、相談から利用までの5ステップ
- ママの希望を聞く:休息、授乳相談、家事、上の子の保育のうち、何を助けてほしいかを確認します。
- 住民登録のある自治体を調べる:「自治体名+産後ケア」「産前産後ヘルパー」「ベビーシッター一時預かり」で公式案内を開きます。
- 申請と予約の順番を確認する:事前承認が必要な制度もあります。施設の予約だけで助成が決まるとは限りません。
- 総額と当日の段取りを確認する:減免後の額、追加料金、移動手段、上の子の世話、持ち物をまとめます。
- 書類と期限を共有する:利用承認通知・券・領収書等の保管場所と、キャンセル・助成申請の期限をカレンダーへ入れます。
本人の申請・面談・同意が必要な部分を確認し、調べた内容や選択肢をママに共有しましょう。「予約したから行ってきて」ではなく、本人が受けたい支援かを一緒に決めることが大切です。家族内の調整には、週1回10分の夫婦の作戦会議も使えます。
申請前に使える確認メモ
自治体・制度名:____
利用者・対象月齢・住民登録条件:____
受けたい支援:____
申請開始日・必要な承認:____
利用できる回数・合算ルール:____
基本料金/減免後/追加費用:____
予約先・申請先:____
持ち物・必要な券や書類:____
キャンセル期限・申請期限:____
家族の送迎・上の子対応:____
よくある質問
産後ケアはママが疲れているだけでも相談できますか?
休息や育児の不安に対応する制度もあります。対象条件は自治体ごとに異なるので、「眠れない」「授乳で困っている」「家族がいても支援を受けにくい」など、今の状況を具体的に伝えて相談してください。
訪問型なら掃除や料理もしてもらえますか?
産後ケアの訪問型は、助産師等による母子のケア・授乳相談などが中心です。家事を頼みたい場合は、ヘルパー等の別制度を確認します。名称に「訪問」とあるだけで同じサービスとは判断しないようにしましょう。
隣の区の安い施設を、その区の料金で利用できますか?
施設の所在地と、助成を行う自治体は別です。住民登録のある自治体が契約・助成対象としている施設と、その自治体の条件で確認してください。独自に予約した利用が自動的に助成対象になるとは限りません。
この記事に載っていない市区町村はどう探せばよいですか?
お住まいの区市町村のこども家庭センター・母子保健担当に、希望する支援を伝えるのが確実です。東京都の子育て支援情報一覧も、地域の支援を調べる入口になります。掲載されていないことを、制度がないことの根拠にはしないでください。
出典は各比較表と本文の公式リンクに記載しています。掲載料金は個別の利用可否や予約を保証するものではありません。施設ごとの受入条件と最新年度の案内を、申込前にご確認ください。

