鹿児島県で産後ケアを探すときは、まずお住まいの市町村の制度を確認しましょう。鹿児島市は施設予約後に初回申請、霧島市は2026年4月から事前申請不要、鹿屋市は施設利用前に市への申請が必要です。同じ県でも、予約の順番や無料で利用できる範囲が異なります。
この記事では鹿児島市・霧島市・鹿屋市の3市を例に、料金と手続きを整理します。県内全市町村の条件が共通という意味ではありません。パパは本人の希望を聞き、問い合わせ・日程調整・送迎を分担するところから始めましょう。
情報確認日:2026年9月20日。写真はAI生成イメージで、実際の施設・利用者ではありません。
鹿児島県内3市の産後ケアを比較
| 市・公式案内 | 主な料金・対象 | 申込みで大切なこと |
|---|---|---|
| 鹿児島市 | 生後1年未満の母子等。一般世帯の最初の5日まで:宿泊6,700円/日、日帰り2,100円、ショート500円、訪問0円。 | 施設を予約し、利用日確定後に初回申請。宿泊1泊2日は2日分の料金。 |
| 霧島市 | 市内に住所がある産後1年未満の母子でケアが必要な方。5日まで利用料無料。各型合計原則7日。 | まず施設へ予約。2026年4月から市への事前申請は不要。施設または自宅で申込み。 |
| 鹿屋市 | 産後1年未満の母子。訪問型無料。日帰り・宿泊型は産婦1人につき5日まで無料、6日目以降は所得で異なる。 | 日帰り・宿泊は利用前にこども家庭課へ窓口または電子申請。 |
表の「無料」は制度の利用料金についての案内です。食事の追加、おむつ・ミルク、交通費などまで一律に無料とは限りません。予約時に見積りとキャンセル条件を確認しましょう。
鹿児島市|宿泊料金は「1泊」ではなく日数で計算
鹿児島市の一般世帯では、減免対象の最初の5日までの宿泊料金は1日6,700円です。1泊2日なら6,700円×2日=13,400円となります。6日目以降は宿泊9,200円/日、日帰り4,600円、ショート2,300円、訪問2,200円です。利用日数をまたぐ場合は、施設に総額を確認してください。
通常の日帰りは最大6時間で1食付き、ショートは最大3時間で食事を含みません。訪問は約2時間で、家事代行は含まれず、駐車場代がかかる場合があります。各型を合わせて原則7日までで、市外での利用分も通算されます。生後4〜11か月の受入れは施設への相談が必要です。
初回は施設予約の後、利用日が決まったら電子申請します。電子申請が難しい場合は施設で書面申請も可能です。2回目以降の利用には利用決定通知書を準備しましょう。非課税世帯・生活保護世帯は利用料免除の対象ですが、証明書を持参しないと課税扱いになるため、パパが必要書類の確認を分担できます。
霧島市|事前申請不要でも追加料金と免除手続きは確認
霧島市は2026年4月から事前申請が不要となり、希望する施設へ予約して利用につなげる流れです。宿泊・日帰り・短時間の日帰り・訪問を合わせて原則7日までで、5日までの利用料は無料です。
6日目以降も免除を希望する非課税世帯・生活保護世帯は、利用料免除申請について市へ問い合わせてください。「事前申請不要だから、減免の手続きも何も要らない」と考えないことが大切です。おむつ・ミルクや土日祝・夜間の追加料金、キャンセル料が発生する場合があります。窓口は母子保健課(0995-55-0190)です。
鹿屋市|訪問と施設利用で申込み先・準備を整理
鹿屋市の訪問型は、助産師が自宅で授乳や赤ちゃんのお世話について個別相談に対応する制度で、料金は無料です。希望する場合はこども家庭課母子支援係(0994-31-1132)に相談します。
日帰り・宿泊型は利用前に市への申請が必要です。窓口・電子申請のいずれでも手続きできます。産婦1人につき5日まで無料ですが、6日目以降は世帯収入によって変わるため、利用予定の日数と料金をセットで確認しましょう。転入などで市が課税状況を確認できない場合、納税通知書・課税証明書等の写しの追加提出を求められることがあります。
パパは「無料だから何日でも使える」と判断せず、利用済み日数、今回の日数、必要書類を一枚のメモにまとめると、本人が同じ説明を繰り返す負担を減らせます。
パパが進める、申請前の5つの確認
- 本人の希望:休息、授乳相談、育児の練習など、ママが受けたい支援を聞く。
- 対象条件:住民登録、利用日の月齢、里帰り・転居予定、施設の受入条件を窓口に伝える。
- 申請の順序:事前承認、利用票、面談が必要かを確認してから予約する。
- 総額と持ち物:減免後の金額、食事代、追加料金、キャンセル期限、必要な券や手帳を整理する。
- 当日の分担:送迎、上の子の世話、家の食事や洗濯まで引き受け、利用後も休めるようにする。
「調べておいたよ」と情報だけを渡して終わらず、本人の同意や面談が必要な部分を確認しながら、書類整理や日程調整を分担しましょう。話し合いには週1回10分の夫婦の作戦会議も使えます。
よくある質問
近隣の市町村の安い料金で利用できますか?
助成する自治体と施設の所在地は別です。住民登録のある自治体の対象者・委託先・申請条件で確認します。里帰り先での利用を希望する場合も、予約や支払いの前に窓口へ相談してください。
この記事に載っていない市町村は制度がありませんか?
掲載の有無は制度の有無を示していません。お住まいの市町村の母子保健担当・こども家庭センターに「産後ケアを利用したい」と相談し、対象月齢、利用先、自己負担、予約手順を確認してください。
訪問型なら掃除や料理もお願いできますか?
産後ケアの訪問は助産師等によるケアや育児相談が中心です。家事支援や子どもの預かりを希望する場合は、その希望を窓口に伝え、ヘルパー・一時預かりなど別の制度も確認しましょう。
出典は各比較表・本文の自治体公式リンクです。施設の受入状況や料金は変わる場合があります。申込前に利用日時点の条件をご確認ください。

