静岡県で産後ケアを選ぶときは、居住自治体の制度・利用したい時間・総額を一緒に確認しましょう。宿泊料が「1日」なのか「1泊」なのか、日帰りが相談中心なのか休息を含むのかで、実際の使い方が変わります。
この記事は静岡市・浜松市・沼津市の例をまとめています。県内すべての市町村・施設の一覧ではありません。情報確認日:2026年9月20日。写真はAI生成イメージで、実際の施設・利用者ではありません。
静岡県の産後ケア:3市で確認したい違い
| 自治体 | 料金の例 | 申請・利用時のポイント |
|---|---|---|
| 静岡市 | 宿泊1日6,300円=1泊2日12,600円。日帰り一日3,100円、短時間・訪問2,300円 | 2026年4月から申請方法変更。受付完了メールを保存 |
| 浜松市 | 短時間1時間以内850円、1時間超1,700円、訪問2,500円。宿泊・一日は施設別 | 事前申請。里帰り利用は住民登録地の償還払い制度を確認 |
| 沼津市 | 宿泊6,400円/泊、日帰り標準2,200円・短時間2,000円、育児支援800円 | 2026年4月に料金変更。施設ごとの出産場所・月齢条件を確認 |
上記は通常の料金区分の例です。非課税・生活保護世帯の扱いは各市で違い、追加費用やキャンセル料もあります。「支援制度だからすべて無料」とは考えず、申請時に確認しましょう。
静岡市:申請メールを保存してから施設へ連絡
静岡市に居住する産後1年未満の母子で、産後ケアを必要とする方が対象です。入院治療が必要な場合は除きます。施設ごとに受け入れ月齢・実施日・訪問区域が異なります。
宿泊は7日までで、通常は1日6,300円、1泊2日なら12,600円です。非課税・生活保護世帯の宿泊は1日3,300円、1泊2日6,600円。日帰り一日タイプは7日まで、短時間タイプと訪問型は合わせて7回までです。短時間は120分以内、訪問は90分以内が目安です。
妊娠中から市の利用申請フォームで申し込めます。2025年度に申請した方も、2026年4月以降の申請が必要です。受付完了メールを保存した後、希望施設へ直接申し込みます。当日は承認通知書または受付完了メールの画面と母子健康手帳を提示します。
出典:静岡市産後ケア事業。郵送の通知が届くまで何もできないと思い込まず、メールを受け取った後の手順を確認してください。
浜松市:里帰りの条件と移動の負担も確認
浜松市の産後ケアは、市内に在住する産後1年未満の母子が基本の対象です。住民票が市外にある里帰りの方は、住民登録地に産後ケア利用料の償還払い制度がないことが条件です。先に住民登録地へ確認しましょう。条件に合わなければ利用後に全額自己負担となる可能性があります。
宿泊と日帰り一日タイプは合わせて7日、短時間と訪問は合わせて7回までです。宿泊・一日の料金は施設別なので、利用日数分の見積もりを確認します。訪問では駐車料金や移動距離による追加料金がかかる場合があります。
オンラインまたは健康づくりセンター窓口で事前申請します。承認通知書は2~3週間後に郵送されますが、届く前の利用を希望する場合は施設に相談できます。施設予約ではケアの内容と持ち物も確認しましょう。
最寄りの実施施設まで片道おおむね60分以上、または30km以上かかる場合には、交通費助成の対象になる場合があります。利用前に地区のこども家庭センターへ相談してください。出典:浜松市子育て情報サイト・産後ケア、申請から利用までの流れ。
沼津市:2026年4月の料金表と施設条件を見る
沼津市はオンライン・窓口・郵送で申請できます。2026年4月以降、通常のショートステイは4食付き1泊6,400円。非課税・生活保護世帯は3,200円です。日帰りは標準2,200円、短時間2,000円で、いずれも2食付き。非課税・生活保護世帯はそれぞれ1,100円・1,000円となります。
沼津市の「短時間」は午前10時~午後5時30分、「標準」は午前10時~午後7時です。他市の1~2時間の相談枠と同じ意味ではありません。標準の施設から自分の都合で早く帰る場合も、標準料金となります。
施設によって「その施設で出産した方のみ」「出産後の入院延長に限る」「生後2か月未満」「寝返り前まで」など条件が違います。候補を決める際は、出産した施設・赤ちゃんの月齢・希望するケアを市のこども家庭センターに伝え、対象と利用枠を確認してください。
パパが担当すると助かる3つの準備
- 料金を総額で確認:宿泊の泊数と利用日数、食事、駐車場、きょうだい同伴の追加費用を聞く。
- 送迎と上の子の予定を調整:行き帰りの移動で休息時間を削らないようにする。
- 帰宅後の家事を引き受ける:ケア利用日の夕食、洗濯、入浴対応まで予定に入れる。
パパが進める、申請前の5つの確認
- 本人の希望:休息、授乳相談、育児の練習など、ママが受けたい支援を聞く。
- 対象条件:住民登録、利用日の月齢、里帰り・転居予定、施設の受入条件を窓口に伝える。
- 申請の順序:事前承認、利用票、面談が必要かを確認してから予約する。
- 総額と持ち物:減免後の金額、食事代、追加料金、キャンセル期限、必要な券や手帳を整理する。
- 当日の分担:送迎、上の子の世話、家の食事や洗濯まで引き受け、利用後も休めるようにする。
「調べておいたよ」と情報だけを渡して終わらず、本人の同意や面談が必要な部分を確認しながら、書類整理や日程調整を分担しましょう。話し合いには週1回10分の夫婦の作戦会議も使えます。
よくある質問
近隣の市町村の安い料金で利用できますか?
助成する自治体と施設の所在地は別です。住民登録のある自治体の対象者・委託先・申請条件で確認します。里帰り先での利用を希望する場合も、予約や支払いの前に窓口へ相談してください。
この記事に載っていない市町村は制度がありませんか?
掲載の有無は制度の有無を示していません。お住まいの市町村の母子保健担当・こども家庭センターに「産後ケアを利用したい」と相談し、対象月齢、利用先、自己負担、予約手順を確認してください。
訪問型なら掃除や料理もお願いできますか?
産後ケアの訪問は助産師等によるケアや育児相談が中心です。家事支援や子どもの預かりを希望する場合は、その希望を窓口に伝え、ヘルパー・一時預かりなど別の制度も確認しましょう。
出典は各比較表・本文の自治体公式リンクです。施設の受入状況や料金は変わる場合があります。申込前に利用日時点の条件をご確認ください。

